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タイトル名 |
三悪人 |
レビュワー |
スノーモンキーさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2014-12-12 00:22:00 |
変更日時 |
2017-03-18 01:44:34 |
レビュー内容 |
競走シーンの臨場感あふれるド迫力映像の凄まじさに感動しました。駅馬車より10年以上も前に、ジョン・フォード作品のカメラワークが確立されていたことに驚いた。幌馬車に火を放ち、教会に突っ込ませ放火するシーンや、置き去りにされた赤ちゃんに迫りくる幌馬車の大群など、ぞっとするような怖い描写がみられます。ハスラーがまた悪い顔していますね。豪傑な感じでなくインテリっぽいとこが逆に恐怖を誘います。その一方でコメディータッチも随所に見られ、ジョージ・オブライエンが婚約者と勘違いし、他の女といちゃついてしまうシーンは完全にコント。三悪人が父親を殺されてしまった娘に出会い、次第に愛情が芽生える。いっしょに歩んでいくことは許されないと悟り、婚約者を探す当たりの愛の深さに脱帽。悪事を働いてきた今までの己を戒めるかのように、命をかけハスラー一味に挑んでいく姿は、単純にカッコいいし泣ける。恐怖、笑い、映像美、そして愛。さまざまな要素がバランスよく絡み合った一流娯楽映画。 |
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