みんなのシネマレビュー
グランド・ブダペスト・ホテル - Cinecdockeさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 グランド・ブダペスト・ホテル
レビュワー Cinecdockeさん
点数 7点
投稿日時 2015-01-17 20:23:37
変更日時 2022-04-29 11:16:55
レビュー内容
ペルシャ猫の運命が象徴するように、人生はあまりに理不尽で過酷だ。冤罪と遺産相続に巻き込まれたコンシェルジュは結果的に遺産を手に入れ、ベルボーイも家庭が持ててめでたしめでたし……ではない。物語が終わっても彼らの人生は続き、コンシェルジュはすれ違いで銃殺刑になり、ベルボーイの妻子も流行り病で亡くなる皮肉さよ。それでもベルボーイは自分達が存在した証を残すために、国営化したホテルを遺産で買い戻し、彼の話を聞いた作家が本を書き、物語として第三者の記憶の中に残っていく。如何なる結末であれ、歴史に名を残さないコンシェルジュとベルボーイを知り、老婦人を知り、殺し屋を知り、ペルシャ猫を知った。彼らが存在した証は『グランド・ブダペスト・ホテル』という物語の中で生き続ける。ウェズ・アンダーソン監督の映画を初めて見た。クラシックなミステリー・コメディ風を装いながらもアドベンチャー要素が強く、ガーリーな美術と雰囲気の中にブラックな毒を仕込ませるえげつなさがあるため、好き嫌いが分かれそう。しかも、ミステリーとは言え、3つの時代が大きく関わることがないため、どんでん返しを期待した自分には物足りなさが残る。エンドロールのパラパラアニメは世界観を象徴して良きアクセント。
Cinecdocke さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2025-03-21ポエトリー アグネスの詩77.55点
2025-03-20バーニング 劇場版66.92点
2025-03-14Flow88.50点
2025-03-11逆転のトライアングル45.37点
2025-03-11NIMIC/ニミック77.00点
2025-03-11アンラッキー・セックス またはイカれたポルノ22.00点
2025-03-03審判(1999)66.00点
2025-03-01TATAMI77.00点
2025-03-01ANORA アノーラ77.14点
2025-02-28タバコは咳の原因になる44.00点
グランド・ブダペスト・ホテルのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS