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タイトル名 |
最後にして最初の人類 |
レビュワー |
Cinecdockeさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2023-04-15 00:17:09 |
変更日時 |
2023-04-15 00:19:46 |
レビュー内容 |
評価しづらい… 『ラ・ジュテ』と『人類遺産』がミックスしたような映画だった。
いや、映画というより、打ち棄てられた旧共産圏のモニュメントを背景にした朗読劇、現代アートの類。 20億年後の未来人が視聴者に語り掛ける形式で、これからの宇宙と人類の終焉を語っていく。
助けても欲しいと言いながらも、自らの運命を悟って自己完結しているあたり、 哲学的に考えた末の結論だろうか、現代人との価値観の剥離を感じる。
英語が聞き取れること前提であり、字幕についていくことで手一杯ならば、 視覚と音楽に身を委ねる没入感とは程遠い。 映画でしかできない相乗効果とは思えず、ラジオで流しても問題ないような気がする。 |
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