みんなのシネマレビュー
そして人生はつづく - Cinecdockeさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 そして人生はつづく
レビュワー Cinecdockeさん
点数 7点
投稿日時 2024-07-23 21:45:17
変更日時 2024-08-10 01:03:53
レビュー内容
1990年にイラン北西部で起こった大地震。
前作『友だちのうちはどこ?』の舞台になったコケールとポシュテの村も例外ではなく壊滅的な被害を受けた。
主人公役の少年の安否を確かめるべく、キアロスタミ監督とその息子が訪れた実体験を再現したのが本作。

震災から6か月後に撮影されたのもあり、
復興で瓦礫を片付けるシーンや幹線道路の渋滞シーンがセットやCG合成にはない生々しさを映し出し、
劇映画とドキュメンタリーの垣根が曖昧になっていく構成に唸る。
前作にも登場したジグザグ道への郷愁といい、再会した村人との会話が印象に残った。
「地震とは腹をすかせた狼で神の仕業ではない」
「映画は年寄りをもっと年寄りに見せるのが芸術なのかね」
「死んだ人が生き返れば人生を大切に生きるようになるでしょ?」

地震で家族を喪いながらもそれでも家事をこなさないといけないし、いつ死ぬか分からないから結婚を決めたり、
ワールドカップを観るためにテレビのアンテナを立てる。
ドキュメンタリー(現実)ならではの被災者が持つ生命力と、フィクション(虚構)ならではの魔法が詰まっている。
遠方に主人公役の少年を見つけたことを匂わせながら、タンクの男と協力し合って、
ジグザグな急坂をオンボロの自家用車で登っていくロングショットの長回しはまさに「そして人生はつづく」だった。
Cinecdocke さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-11-09パリ、テキサス47.69点
2024-10-26JUNK HEAD78.11点
2024-10-22ベルリン・天使の詩76.40点
2024-10-05ポトフ 美食家と料理人88.00点
2024-10-04シビル・ウォー アメリカ最後の日76.61点
2024-10-03カリスマ55.41点
2024-09-27Cloud クラウド55.00点
2024-09-21エボラ・シンドローム/悪魔の殺人ウィルス64.00点
2024-09-20風が吹くまま66.35点
2024-09-14わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!67.00点
そして人生はつづくのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS