|
タイトル名 |
レザボア・ドッグス |
レビュワー |
Cinecdockeさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2017-12-20 20:49:21 |
変更日時 |
2017-12-20 20:49:21 |
レビュー内容 |
出世作の『パルプ・フィクション』同様、会話主体の面白さに気付かないと置いていかれる。宝石強盗のシーンは一切描かず、ほとんど廃工場の中で展開される様は演劇そのもの。しかし、次々決めていくスタイリッシュなカメラワークの数々と、時系列に囚われない編集、選曲の数々によって、ミニマムさ、安っぽさは感じられない。特に本編とは無関係の無駄話はリスキーでしかないのに、あえて使うことでアウトローたちの人間味を面白おかしく引き出していることがタランティーノの才能であり、強みだろう。要するに噛めば噛むほど味の出るスルメみたいな作品。 |
|
Cinecdocke さんの 最近のクチコミ・感想
レザボア・ドッグスのレビュー一覧を見る
|