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タイトル名 |
ワルキューレ |
レビュワー |
こっちゃんさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2020-02-26 20:30:55 |
変更日時 |
2020-02-26 20:30:55 |
レビュー内容 |
誤解を恐れずにそもそも論を言えば、 ヒトラーが絶対悪であることを根拠に作られてる映画。 でも、ヒトラーという存在は絶対悪なのかという常々の疑問。 だって、あの時代はヒトラーを信じた人たちが多かったからこそ、存在できたのだから。
相対的な根拠に基づくならクーデターとかも歴史上、世界上に起きたクーデターに絶対的正義はない。 この映画でも主人公を含めクーデターに関わった人々が絶対的な英雄ではない。
ただ、自分が正しいと信じることに忠実であったことは間違いない。 そうではないクーデター側の人間もいるからこそ。
その存在が心を魅かれるし、失敗に終わったことが悔しい。 日本の近代史でいえば226も含め。 それが絶対的に正しいかではなくて、大勢に流れることなく、強さと信念で行動したことに対して。 トム・クルーズは過小評価されすぎ。 シンガー監督の演出と、とトム・クルーズの演技あっての映画だと思います。 |
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