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タイトル名 |
ダークナイト(2008) |
レビュワー |
映画の夢さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2016-06-14 14:47:08 |
変更日時 |
2016-06-16 11:56:55 |
レビュー内容 |
面白いんですけど、後味の悪い映画でした。しかも、アメコミヒーローモノにも関わらず、暗い、重い、長い、疲れました。本作の成功以降、良くも悪くも、アメコミヒーローモノにも関わらず、リアルな「ダークナイト」的な作品が流行っている気がします。 スーパーマンは人間離れしたスーパーヒーロー、それに対してバットマンは生身の人間。だからこそ、バットマンは、暗く、重く、リアルな作風が合うのかもしれません。 ヒース・レジャーの演技は大絶賛されてますが、ジョーカー単体としては、個人的にはジャック・ニコルソンの方が、好きです。もちろん、本作に合ってるのはヒース・レジャーの演技の方だとは思います。 また、ハービー・デントがトゥーフェイスになる過程も重いですが、顔半分が火傷というのもえぐいです。ジョーカーのメイクもただの白塗りなので途中で一部取れかけてたりして、リアリティがあります。 極端な言い方をすれば、本作には、スーパーヒーローも怪人も出てこないアメコミヒーローモノということになります。普通の生身の人間が狂気的な極めて偏った考え方をしているだけです。でも、それがリアルで一番怖い。 本作はアメコミヒーローモノとして見た場合、リアルなため、娯楽性に欠け、後味が悪く、お子様が見るにはお勧めできません。そのため、マイナス1点。しかし、それ以外はほぼ完璧です。役者もメインはもちろん、脇を固めるマイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンと豪華です。ただ、前作でレイチェル役を演じたケイティ・ホームズが可愛かったので、彼女が降板したのは残念です。ヒロインは演技力も大事かもしれませんが、どうしても可愛くないと男はがんばれないと思います。今作の人も悪くないんですが、思ってしまったんだからしょうがありません。ごめんなさい。マイナス1点。 |
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