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タイトル名 |
デッドマン・ウォーキング |
レビュワー |
ぱいなぽさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2016-04-14 13:23:02 |
変更日時 |
2016-04-14 13:24:55 |
レビュー内容 |
ごめんなさい。 何か仕出かしたとき、その一言を口に出すのがどんなに難しいことか。 そして失敗が大きければ大きい程、あれの所為これの所為と言い訳を探し自分は悪くないと逃げ、ますます言い辛くなってしまう。 しかしショーン・ペン演じる死刑囚は、いよいよ自身に及ぶ死の恐怖に全身を震わせながらも、声を振り絞り、被害者遺族へ謝罪する。 善いとは言えない育ち、同じ悪事を働いておきながら死刑を免れる友人。殺人を犯すまでに行き着いてしまった環境に言い訳せず、「自分の死で少しでも安らげるなら」と償う姿に涙が止まりませんでした。 なぜこんなにも泣けるのか。心の奥に、言わなければならなかった「ごめんなさい」が積もっていたのかもしれません。(とか言いつつ別のレビューで簡単に書いちゃってますけど) 刑罰の在り方を考えさせられる素晴らしい作品でした。 |
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