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タイトル名 |
ア・ホーマンス |
レビュワー |
ゆきさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2016-05-22 20:22:49 |
変更日時 |
2016-05-22 20:22:49 |
レビュー内容 |
今回の松田優作、ターミネーターみたいだなぁ……と思っていたら、本当に正体がロボットだったのには驚きました。
詳しい背景は作中で語られていなかったと思うのですが、一体なんだったのでしょうね、彼。 何処かから脱走してきたか、あるいは彼もまた未来から送り込まれてきた代物なのでしょうか。 そういった部分を秘密のままにする事によって、神秘的な魅力が生まれるパターンもありますが、本作に関しては「結局、何だったの?」という疑問の方が大きく、少し残念でしたね。
監督としての腕前に関しても、才気やら個性やらを感じさせる場面もあるのですが「間が長過ぎる……」と思える部分も多く、どうも褒めるのが難しい映画、という印象。
そんな中で煌めきを感じさせてくれるのが、これが俳優デビュー作である石橋凌と、悪役を演じたポール牧の二人ですね。 どちらも存在感たっぷりで「俳優」としての松田優作と、堂々と渡り合ってくれています。 もしかしたら「監督」最大の功績は、この二人の演技力を引き出してみせた事にあるのかも……なんて考えが頭をよぎってしまう映画でありました。 |
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