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タイトル名 |
予告犯 |
レビュワー |
グルコサミンSさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2016-06-01 22:00:16 |
変更日時 |
2016-06-01 22:00:16 |
レビュー内容 |
中村義洋という監督さんは、安定してますね。ハズレが無い。 どれも今一歩な面がある事はありますが、見終わった時にいつも 何かの暖かい感情を残してくれる監督さんです。 大した役でもないのに、そうそうたる顔ぶれのキャスト陣。 監督の人柄にもよるのかな・・。 観ている途中は、時系列が理解できず、山中での殺人事件と ネット利用犯罪が、同時期かと勘違いしていました。反省。 自分のような鈍感な人は、字幕表示してもう一度観る事を おすすめします。 前後関係がワカラナイと、彼らの動機というか、病死した 少年への思いが空振りです。 他の監督だと、その辺の説明に時間やセリフを追加する処を、 中村監督は、いつもサラリと流すので、置いていかれてしまう。 要は、ここまでの大事件にした事で、少年の父親が一体誰なのかを、 日本の警察を本気にさせて、全国民から探し出してもらった・・? まあ、フィリピン人の子供が懇願しても、こんな途方も無い調査、 誰も動いてくれるわけも無いのが世の中の現実。 彼らはその後の追い込まれた状況の中で、自分達がやるべき事は これしかないと決起してしまった。 そして、ラスト。親友を得るのが夢だったゲイツは、親友の為に あえて犠牲になる事を選択。それを知った時の仲間たちの供述。 犯罪者達の心が響きあい、捜査担当者までも共鳴していく展開。 この映画(原作)は、結構深いかも。
気が付けば、他の映画「ヒミズ」で、染谷君が泣きながら走る ラストシーンを、また観たくなってました。無関係ですが・・ |
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