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タイトル名 |
シン・ゴジラ |
レビュワー |
グルコサミンSさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2016-09-01 21:02:03 |
変更日時 |
2016-09-01 21:02:03 |
レビュー内容 |
映画館から帰りました。まあまあ面白かったんですが、 周りから、もろ手を挙げてオススメされた割にはいまひとつでした。
国を守る為と言いつつ、事後の出世に拘る会話がウザイ。不要。 アメリカ政府から派遣された重要人物として石原さとみが、50歳迄に 大統領になるという夢について語るシーンもウザイ・・ 興醒め、至極不要。 このシーン入れるなら米国人の俳優にすべき。入れ無ければさとみチャンでOK。 ゴジラがエネルギー切れで立ったまま何週間も眠る設定も・・無理。 しかもその間も飛行物体だけに反応して光線攻撃するが地上を移動の場合は 攻撃してこないというのもマヌケ。人知を超える生命体じゃなかったのか・・ 沢山攻撃すればエネルギー切れで昏倒すると判っていたなら1発核攻撃の前に 東京大空襲なみの波状攻撃なら効果がある事になる。核に拘るには理由が不足。 いずれ光線だか熱線だかの威力が、怪獣とはいえ生物の体中から出るというのも 絵に華やかさを出す為だろうが盛り過ぎの感がある。 ゴジラが執拗に東京を目指す理由が不明のままというのもどうなの?体内組成の 解析、弱点の解明に至る科学力があるなら、推論くらい出せないのか? あと撮影のカメラ揺らしてパニック演出も、目が疲れるから押さえてくれ、やり過ぎ。 せっかくテンポ良く話が進んでいる中に、対策室のメンバーが体臭の件で風呂入るか どうかなんて、要らない絵でしょ。カットカット!
とまあ、散々ケチ付けましたが、CGや特撮では頑張っていると思います。 東京都心でゴジラが闊歩する映像には、以前の子供映画にはない重厚な感じが出ました。 序盤の成長過程の容姿には爆笑して不安になりましたが後半は納得のゴジラでした。 自衛隊の戦闘シーンも迫力あって、日本映画史上最高の絵になったのでは? これらのすばらしい絵が、盛り過ぎ設定と不要なエピソードで台無しです。 シンプルに巨大生物と自衛隊との戦いを、リアルな現代日本に降りかかったSFとして まとめて欲しかった。
こう言うと、「それじゃあ沢山あるゴジラ映画との違いが無くなるよ」の意見もね。 いやストーリーで奇をてらうのではなく、あくまで高度な映像技術でリメイクして欲しい。 着ぐるみ特撮ではなくハリウッドの技術ででね。お話はシンプルでいいんです。 ただリアルさに拘って、政治家の野心の話とかは不要ですのでヨロシク。
大量の俳優さんを無駄使いの件ですが、自分にはオールスター戦観てるような 楽しさがあり、娯楽映画としては大正解かと。 なんせ娯楽ですから。 |
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