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タイトル名 |
淵に立つ |
レビュワー |
グルコサミンSさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2017-05-22 10:32:52 |
変更日時 |
2017-05-22 10:32:52 |
レビュー内容 |
日本・フランス合作とは言っても、フランス国内の映像は無いし、音楽も日本、どこが合作なのか不明。 だからとは言わないがカンヌ国際映画祭では「ある視点」賞を受賞している。もっともこの賞を貰った 映画一覧を見たが、知らない映画ばかりでした。 いずれ一部からは高評価と聞いていたので、今頃鑑賞し投稿しようと思ったら、作品が登録されていない。 昨日申請して登録いただきましたが、ここまでノーマークの映画だったとは、驚きつつも納得している自分。 ネタバレになりますが、オチが無いというか、救いが無い映画です。娯楽映画とは対極にあります。 浅野氏が主演という事になっていますが、彼の視点は少なくて、崩壊していく家族の方が主演では? いやいや彼が主人公ですよというなら、10年前の事件についての説明がもう少し無いとねえ。 共犯と判明する鈴岡の八坂との因縁も殆ど描かれない。いつかは出所すると判っていたのに忘れた? また、鈴岡の女房が八坂に引かれ始める過程がどうにも違和感。寡黙な男というより不気味でしかない 八坂が、オルガン弾けて娘がなついたくらいで距離詰め過ぎ。キリスト教信者を理由にした? 最後の方では、娘の悲劇にメンタルも危うくなった女房が八坂の幻覚を見るシーンがあって、その結果が このエンディングですか・・? この物語から、自分は何を受け取ったのだろうか? もう一度見たら判る・・気がしない。 ただただ、気まずい家族の空気を、2時間押し付けられたという感想。 「ある視点」ねえ・・? |
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