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タイトル名 |
ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版 |
レビュワー |
グルコサミンSさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2017-03-18 20:37:21 |
変更日時 |
2017-03-26 20:53:31 |
レビュー内容 |
見たのは2時間54分ありましたので 完全版でしょうか? うーん、世の評価を集める名作と聞いていましたが、イマイチ褒めたたえ切れない自分が・・。 友人から映画ファンなら絶対感動するからと言われましたが、気になったのはエロが多過ぎ。 フィルム配送係りがブチ切れて行方不明、探しに行ったらどっかの色情おばさんの上で前後運動。 その後には主人公も、同じオバさんに筆卸ししてもらいピストン運動、しかも教会の中? 映画館の経営者が変り、エロティックな作品が上映されると、若者たちが座席で団体○ナニー。 田舎街の唯一の娯楽場としての映画館が舞台の中心なのは判るが、上記のエピソードを あの露骨なシーンで見せる必要があったのだろうか・・? 大変な名作だからと、我が家の娘たちに見せようかと思っていたが、先に親父が見て正解でした。 これは、家族で見るわけには行かないなあ。テレビではその辺を中心にカットされるとは思うが。 成長し青年になったトトが、深窓の令嬢に一目ぼれして猛アタック。映写技師の師匠からは 不似合いな恋だと忠告されるなか、ついに恋人になる2人。しかし令嬢の親は大反対。 駆け落ちの寸前で、すれ違いで永遠の別れへ。30年が過ぎ運命の再会を果たすも・・・? まあ恋物語の哀愁はまあまあ良いと思いますが、アルフレッドの「街を出ろ、二度と戻るな!」 が、果たしてどれだけの意味があったのでしょうか? イタリアのシチリア島は都会と違い 若者の将来が存在しないと言われればそうかもですが、田舎を全否定されてもねえ。 トトの場合は都会へ出て成功し、映画を作る側で大成したようですが、女性とは寝るだけの 関係ばかり。家庭を持てないまま50歳に至る映画監督が、アルフレッドが期待した未来と 言えるのか? おそらくアルフレッドの期待には半分だけ届き、トトの夢も半分は叶わず、ヒロインも 上流階級の奥様としてそれなりだけど満たされない人生。それらの意味するモノは何か? 「人生なんて映画のように上手く行くわけが無い、成功の陰に犠牲あり」でしょうか? トトの母親も息子と30年間生き別れって、どんな親子なんでしょうか? ドン引き。 ド田舎に生まれたら、家族愛はどうでもいいの? どうにも引っかかりまくりでして エンディングのラブシーンだけ繋ぎ合わせたフィルムの意味も掴めませんでした・・。 内容理解の為もう一度見るべきなのかもですが、もういいかなあ?
追記・・本日初期公開バージョンを見ました。なんかもう全く別物の様です。そちらはエロシーン皆無です。 不思議なことに、他の同じシーンでは違和感を感じ無くなりました。 つまらないと思うと、その瞬間からバイアスがかかってしまうようです。 両方見る事で、逆に貴重な体験になりました。 故に点数も変更させて頂きます。 |
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