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タイトル名 |
T-34 レジェンド・オブ・ウォー |
レビュワー |
あひる隊長さん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2020-01-28 20:45:48 |
変更日時 |
2020-01-28 20:45:48 |
レビュー内容 |
(昨19年の話)通常版を見てからしばらく後、公式ツイッターでちょうど1週間、全国9館限定で完全版公開と発表になっており、見てきました。 この完全版と称するものはロシア国内版だそうで、ドイツ人が喋るシーンの後にロシア語の音声翻訳が入ってました。 (当然ですが通訳であるヒロインが訳してるシーンには入ってないです。全て同じ男性の声です)。 字幕ではないのはロシアでは識字率の問題か、あるいはそういう映画文化なのでしょうか? 暫くすると慣れました。(なお20年2月から改めて完全版を全国展開するそうですが、今度はこの翻訳音声をカットするそうです。)
さて、完全版=26分の追加という触れ込みですが、実際には通常版が26分カットされてたわけで、 先に通常版を鑑賞したので、カットされてた部分はどんなんだろうと記憶を頼りに見比べたわけです。 それぞれのキャラクターの行動についての説明的な台詞のあるシーンが多く消えていた様で、通常版だと 都合が良すぎるのでは、繋がりが…と思えたいくつかのシーンの原因がこのカットなのではと思いました。 (一つだけ例を挙げとくと砲手に過ぎないヴォルチョクがなんで一人で戦車動かして大砲撃てるのみたいな)。 それと、これまた消えてたさりげないいくつかの台詞、シーンで4人の戦車兵たちが知性と教養を備えてるとわかります。アホのヴォルチョクも意外な…。 あと重要なシーンが一つ丸々短縮されちゃってます。あれをカットしちゃいかんです。
完全版は初めて行く映画館で道中迷ったりしてちょっと泣きそうになりましたが、通常版を見た方も機会があれば今度の完全版をご覧になっては如何でしょうか? |
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