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シャイニング(1980) - TerenParenさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 シャイニング(1980)
レビュワー TerenParenさん
点数 9点
投稿日時 2019-07-02 22:32:29
変更日時 2019-09-12 23:44:03
レビュー内容
ただ、ただ怖い映画です。
既に何度も観ているのですが、2~3年後にまた観てしまいます。
しかし、怖い中にも、どこか気品を感じさせてくれる。そんなホラーだと思います。
配役は絶妙で、男の子は可愛いし、妻が不美人なところもよい。
双子の女の子の亡霊も、この子たちしか居ない‥‥というキャスティングです。

冬の間、雪に閉ざされ営業が出来ない大きなホテル
その間、ホテルの管理を任された作家夫婦とその子ども
だが、ここでは過去に陰惨な事件が起きており、夫の心はしだいに蝕まれていく‥‥

主人公ジャック・トランスが、仕事と称し、毎日タイプライターに向かい打った大量の原稿
それを埋め尽くすのは延々と同じ文章 
 All work and no play makes Jack a dull boy
 All work and no play makes Jack a dull boy
 All work and no play makes Jack a dull boy
 All work and no play makes Jack a dull boy
 All work and no play makes Jack a dull boy 
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
「仕事ばかりで遊ばない。今にジャックは気が狂う」

夫の隙をみて、原稿を読んだ妻の驚きと恐怖のシーンは背筋が凍ります。
ホラー映画の名作中の名作だと思います。
何より、少しずつ気がおかしくなる主人公役ジャック・ニコルソンの怪演ぶりは、見事としか言いようがありません。
また、ベルリオーズの幻想交響曲(指揮者のレナード・バーンスタインは、この曲をサイケデリックなクラシック曲だと評しました。)が、まるでこの映画のために作曲されたようにさえ感じます。

(2019年9月8日追加書込) シャイニング2の「ドクター・スリープ」を楽しみにしています。
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