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タイトル名 |
ダンサー・イン・ザ・ダーク |
レビュワー |
ブリーバンデカンプさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2021-02-07 10:03:38 |
変更日時 |
2021-02-07 10:03:38 |
レビュー内容 |
歳を重ねるごとに、「この映画は何を伝えたかったか」ということを鑑賞後に考察する様になった。
こちらの映画ではどうだろう。 息子への愛の強さなのか? 確かにそれはあるかもしれないが、セルマの独りよがりで息子の立場にたってない行動なので納得はできない。 息子はお母さんに生きていて欲しかっただろう。ただセルマにとって、息子が全てだったから、自分の生より息子を優先した気持ちももちろん理解できる。
死刑の残酷さを伝えたかったのか? それは充分に伝わった。 この二点を伝えたかった映画だったのかな。。。
すごく鬱な映画、救い様のない映画という評判は知っていたので、覚悟して見た。最期はもちろん可哀想だけど、息子の手術が成功したことを聞くことができたので、少しほっとして旅立つことができただろう。でも、最期から二番目の歌という歌を歌っていたところから、本当は生きたかったという気持ちがすごく伝わってくる。
ミュージカル部分には救われた。あの部分がなければ、ミュージカルの世界がなければ、セルマ同様、私も進んではいけなかった。 |
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