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タイトル名 |
イエスタデイ(2019) |
レビュワー |
戸沢一平さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2020-09-22 10:26:29 |
変更日時 |
2020-09-22 10:26:29 |
レビュー内容 |
突然に世界が変わる設定。何が変わったかというとビートルズの存在が消えていた。ファンならずとも興味をそそる設定である。成功して億万長者になれる可能性ややり方を間違えて大失敗する危うさが感じられるからだ。しかし、物語は単純では無い。そこから、ややまどろっこしい展開に。それは主人公が持つ優しさと純粋なビートルズ愛による戸惑いがあるからだ。他人の才能でスーパースターになることがいかに虚しいか、恋人と離れてしまうことがいかに寂しいか。そう語りかけてくる。日常の何気ないものでも、無くなってから初めて大事な物なのだと気付くのだ。やはり誰でもビートルズの無い世界など考えられない。 |
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