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タイトル名 |
ダーティハリー3 |
レビュワー |
K&Kさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2021-03-26 14:50:56 |
変更日時 |
2021-03-26 14:53:19 |
レビュー内容 |
~The Enforcer~法の強制執行者。 人事課に配置換えされたハリーの退屈そうな仕草が良い。 社会の女性ワク拡大のため、市からの要請に無理矢理応えるしかないSF市警。逮捕経験の一度もないムーアを刑事にする。 ムーアも刑事を希望したくらいだから頑張っているが、理想と現実は違っていて、印象的なのは警備員の解剖で、ジョークを飛ばす監察医。立ち会ったのが女性だからの嫌がらせとかでなく、普段からああいう職場なんだろう。環境・習慣・風土を変えてまで女性の社会進出をさせる今とは大違い。 3作目にしてアクションとコメディ色が強くなった。字幕で見てもハリーの「泣けるぜ…」が山田康雄声で再生される。 ムーアが雑に扱っていた鞄が爆弾だったと後から解って、トイレに引き篭もるのが可哀想と言うか可愛いと言うか。 頑張ってどこでもついてくる様子は、パートナーと言うより妹キャラ。女性というだけで何もしてないに表彰される時の苦笑いが印象的。本人も市長にそういう使われ方するの、薄々気がついていて、頑張り屋だけに嫌だったろうな。慣れた相手にはシモネタ連発するから、きっと男兄弟がいるんだろう。経験を積めば良い先輩刑事になれたと思う。 今回アルバート・ポップウェルは黒人過激派のリーダー。堂々と登場した時思わず吹き出した。 同じく皆勤賞の太っちょフランクは、今作でお亡くなりになる。 犯行グループの印象は薄い。過激派に扮した金目当ての強盗団なのはダイハードと一緒かもしれないが、素人感丸出し。こんな連中がどうやって観光地のアルカトラズ刑務所を占拠できたのか謎。 無理矢理使った感がある対戦車ロケット。今思うと無理に派手なシーンを入れなくてもと思うが、当時のニーズだったんだろう。 |
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