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タイトル名 |
マンハッタン無宿 |
レビュワー |
K&Kさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2024-11-28 22:38:53 |
変更日時 |
2024-11-28 22:38:53 |
レビュー内容 |
“Coogan's Bluff”『クーガンのハッタリ(ブラフ)』クーガンズブラフって、昔NYジャイアンツの野球スタジアムがあった場所の地名・俗称から付けたもの…だそうだけど、なんで?関連性は良く解らなかったです。マカロニ・ウエスタンで名を馳せたイーストウッドが、刑事アクションで名を馳せる、その第一歩と言える作品であり、近代化したニューヨークを時代錯誤なカウボーイが走り回るという、まさにイーストウッドの歴史の橋渡し的な作品。 観てて思ったのは「クロコダイル・ダンディー?(※実はまだ観てない)」。何度も出てくる「テキサスだっけ?」「…アラバマや」のテンドンについつい笑ってしまう。
パンナムビルのヘリ定期便が印象深い。昔はこんなのが運行してたんだ。アラバマ出身の主人公クーガンは、こんな未来チックな乗り物で現れ、最後もヘリで飛び去る。もう一つ公園を2台のバイクでチェイスするシーンも印象的。まさに“現代はカウボーイも馬からバイクに乗り換えて”って感じでしょうか?あ、そもそもクーガン馬に乗ってないわ。
後のダーティハリーの雰囲気をプンプン感じさせるものの、このクーガンって男が凄いんだか凄くないんだか、良く解らない。セクハラ男にはガツンと言ってやる硬派男かと思いきや、美女と二人っきりになるとグイッグイ迫りよる。宿に紹介された年増の娼婦(ん?無宿??)は足蹴にするくせに、保護官ジュリーにはメッチャ迫るし、精神を病んでる犯罪者の女にも手を出す。ヒッピームーブメントでラブ&ピースな時代だけど、クーガンもけっこうフリーダム。荒削りだけど嫌いじゃない映画です。 |
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