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タイトル名 |
プリティ・ウーマン |
レビュワー |
K&Kさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2021-02-01 23:59:34 |
変更日時 |
2021-02-02 00:08:36 |
レビュー内容 |
今回が初見。ビビアンが普通の女性なのが良かった。特に何かの才能がある訳でなく、デッカい夢に向かってる訳でもない、返せないくらいの借金なんかもなく、単に食べていく手段として娼婦に身を落としてるビビアン。エドワードに奇想天外なアイデアで利益をもたらすでもない、もちろん大失態をして足を引っ張るでもない、そんな、bestでもbetterでも、もちろんbadでもなくpretty good(まぁ悪くないね)の女。 冒頭ビビアンはエドワードの車を“ロータス・エスプリ”と言い当て、滑らかな運転を見せる。並の映画なら車の話で盛り上がって気があったり、中盤ビビアンがリムジンをドリフトさせながら大事な会議に間に合わせたり、ラストに『実は運転手を雇おうと…』とかってプロポーズされたりするところ、車に疎いエドワードとは何の盛り上がりも見せない。世の女性の多くはこんな車の知識も運転テクニックも持っていない。 モース親子との会食。ビビアンは意見を求められたりしない。ドレスは選んでもらったし、テーブルマナーもさっき教えてもらった。難しい話は彼に任せて、ただ笑ってエスカルゴと格闘する。それくらいなら私にも出来るんじゃないかな。…と、世の多くの普通の女性に思わせ安心させた、現代のおとぎ話。 |
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