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ビルマの竪琴(1956) - K&Kさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ビルマの竪琴(1956)
レビュワー K&Kさん
点数 6点
投稿日時 2022-10-10 14:07:35
変更日時 2022-10-10 14:08:05
レビュー内容
私が持っていた世界地図にはビルマって書いてました。それがいつしかミャンマーになって。小さい頃に習った国の名前が変わるって、何かすごく印象に残ってます。

'85年版を先に観て内容は知ってました。水島といえば中井貴一だったので、この映画の水島の印象は、メジャーリーグの川﨑みたいな感じでした。
食糧難の南方戦線にしては、随分と穏やかな日本兵たちにちょっと疑問があったんですが、創作とのことで納得。イギリス軍と日本軍の“埴生の宿”の合唱には、やはり熱いものがこみ上げます。でも実話なら、まだ戦中だと思っている日本軍はもっとピリピリしていたことだろうと。
物売りのお婆さんもいい味出してます。って日本人の女優さんだったのか、へえぇ~~。

三角山で負傷した水島。老僧の服を盗み、剃髪して僧に化けるんだけど、どうしてそんな事したのか疑問。普通に都市部に行って、軍に合流すれば良いものの、捕虜になってから脱走を考えたってことだろうか。終戦を知っていて、捕虜として登録されていて、今さら脱走してどうなるのか。
ここが理解出来ないから、僧の格好してると食べ物恵んでもらって寝るところも困らない、シメシメって思ってるのかなぁ?なんて思ってしまう。この時の水島の目的と彼の本性がわからない。
でも総じて日本軍の“戦争中のちょっといい話”として、未来に残していきたいお話です。
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