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タイトル名 |
マトリックス レボリューションズ |
レビュワー |
K&Kさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2024-11-09 10:08:07 |
変更日時 |
2024-11-09 11:56:09 |
レビュー内容 |
“Revolutions”『革命』。Re-volutionで、再回転とか逆回転とかの意味もあるのかも?前作にちなんで、回転式拳銃のリボルバーとも結びつくかも?と思ったけど、上手くたどり着かなかったわ。 BTTF2~3に倣ってか、前作公開から半年間引っ張って公開された本作。2までは劇場で観た当時の私は、マトリックス世界のその後に興味を失い、たしか遅れに遅れて地上波で観ました。確かに観たけど、全然頭に入ってこなかったですねぇ。
久しぶりに観ましましたが、やはり難しい話です。前作でもかなり置いてけぼりだった登場人物&世界観に、更にトレインマンとかプログラム少女サティーが出てきて、余計に整理が追い付かなくなります。 本作の見所はザイオンを守るAPU(ロボット)VSセンチネルの大群。グリグリ動くCGがすごいですが、マトリックス世界と違って『バレットタイム』や『ストップモーション』といった観せ方の工夫はなく、なんか普通のSF映画になってます。 マトリックス世界の際立ったアクションは、最後のネオVSスミスに一点集約された感じですが、銃撃戦無しの舞空術を駆使しての殴り合いなので、好みによるかもしれません。まぁ、アニメや3Dゲームから飛び出したようなロボットアクションと格闘アクションの両方が楽しめると思えば、お得感も感じられそうですが、映像革命と言われた1作目のような新鮮さは感じられず、カタルシスはなかったです。ミフネの生傷が痛々しい現実世界と、マトリックス世界の痛みの感じられない殴り合いの対比を観せたかったんでしょうかね? そういう意味では主人公をネオ(ハンドルネーム)と呼ぶ人間と、Mr.アンダーソン(本名)と呼ぶプログラムの対比は面白かったですね。
良く解りませんが、ザイオンとロボットの戦争は終わりました。マトリックス誕生後、人間とロボットの戦いは6回(7回?)ループしていて、今回の救世主ネオは、世界で最大の脅威となったスミスを、自分を犠牲にして倒し、ループを断ち切った(=マトリックス世界に革命を起こした)ようです。今まで世界をループさせていたのは創造主アーキテクト。ネオに革命を起こさせたのは預言者オラクル。今後の世界はサティーらが創るんでしょう。あの緑がかったマトリックス世界が、最後鮮やかな原色の世界に変わってましたね。(レビューでなく解説になってんな) まだ眠ったままマトリックスの養分になってる人間は、希望すれば開放するそうだから、今後もマトリックスで遊んでいるか、ザイオンで集会して踊るか、選べるんでしょう。ザイオン側は勝利(あれ?平和だっけ?)を勝ち取った感がありますが、ロボット側(電池が減る)にもマトリックス世界(人口減る)にも、あまりメリットがないように感じます。良く解りませんが… 私としてはマトリックス世界のその後なんかどうでも良くって、ネオとトリニティが幸せに暮らす世界線があれば、それで良いかなって思っていたんですが、もう世界はループしないでしょうから、これで終わりでしょうね。え続編?この先まだ何かやるの? |
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