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タイトル名 |
グリーン・カード |
レビュワー |
K&Kさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2020-12-17 01:27:26 |
変更日時 |
2020-12-17 01:27:26 |
レビュー内容 |
そうか、あの温室付きマンションに住むには、会ったこともない移民男性と偽装結婚すれば良いんだ! …誰かに相談すれば100%止められるアイデアを実行してしまったブロンティ。90年代は時間と金と人生を自己満足の為に使う人が多かったようだ。彼女の場合はグリーンゲリラとかって自然保護団体に所属し、自分の時間を植物に費やしてる。本当に植物が好きというより、そこまで植物が好きな自分が好き。なのかもしれない。 ベジタリアンのフィル(これ本当に彼氏か?)も、本当に好きで付き合っているのでなく、植物好きが好きになる彼氏像だから、置いておきたいだけに思える。フィルに対する気持ちが見えてこないし、フィルにとってのブロンディも、簡単に落とせる範囲の女なんだろう。 ジョージは生きるために色んなことをやってきた。ピアノの演奏を迫られて、普通は弾けないか弾けるかの2択だけど、あの結果は予想してなかった。 生活のために必死なジョージは、見ていて応援したくなる。一方そこまで追い詰められていないブロンディには、もっと相手への思いやりとか、自分をしっかり見てみろよ。って思ってしまう。面接での別れ際でも、指輪を返すブロンディの気持ちの無さが鼻につく。 ポラロイドで撮った写真で作ったスクラップは、面接の準備以上の愛情が感じられて、本番で言葉を滑らせるジョージは、見ててあーっ…てなった。 緑の生い茂る公園を二人で駆け抜けるシーンが印象的。 音楽が自分の好みなようで、更にエンヤの曲が流れると、なんか懐かしくて得した気分になる。世代です。 |
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