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タイトル名 |
招かれざる客(1967) |
レビュワー |
☆さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2001-09-15 23:48:42 |
変更日時 |
2001-09-15 23:48:42 |
レビュー内容 |
この作品でテーマになっているのは、“人種が違っていてもそれを受け付け結婚できるのか?”と言ったところ。しかし博士の設定、あまりに無理があるようにも思える。36歳とか博士とか再婚だとかは、シドニー・ポワチエに役が決定してから脚本を書いたのではないだろうかと思うほど。折角の人種問題も“このおじさんに娘をくれてやる”と言う設定からして、親としては敬遠したくなるような気もした。娘の幸せを思うならば、会って1週間で人生の決断をするな!と言うのが親の心境だろう。その辺はアメリカと言う国民性と言うべきか、一人一人の自己責任がしっかりしている御国柄なのか。一方、「まだ私たちそこまではイッてないのよ」ってところは時代を感じさせる。ラストは予想通りの結末を迎えるが、当時の世相や考え方、暮らしや慣習みたいなものを垣間見ることが出来、安心して観ることが出来た一品。 |
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