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タイトル名 |
ラストサマー |
レビュワー |
☆さん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2001-02-19 00:01:03 |
変更日時 |
2001-02-19 00:01:03 |
レビュー内容 |
「スクリーム」だって、そんなに緻密なストーリーとは思わなかったが、本作は・・・なんだ?犯人の正体が一体誰か?推理は?・・・しかし犯人は、・・・自殺をした恋人の父親?っでえ~ふにゃあ?一体なんやこれ? 普通、正体を聞いて、「お~っ!」と少しでも思わして映画。しかし本作には、そう言った感動からはほど遠いあまりにお粗末な結末。襲われて、フックに引っ掛かって、引っ掛けて・・・そしてやっぱり最後、だゎ~っ!て登場して・・・「13日の金曜日」じゃあるまいし☆☆☆一方芝居臭くないし、無理に怖がらせようとして空振りしている訳じゃないが、「スクリーム」と肩を並べるレベルではない。まして殺人鬼の武器もかぎ棒と猟師のマント。帽子を被り襟を立てる。どこにでも有り触れた設定。普通、このスタイルは誰にでも変装できる訳だから、犯人の正体が分かって意外な結末を用意するのが定番ではないだろうか?あんなおっさんが現れて、だから何だ!と叫びたい。しかし「スクリーム」はそこが違う。あの安物の変装グッズを見れば、若い学生が犯人だろうと想像させられる。現にその通りの結末に終わるが、その結末には最近のアメリカ社会における銃乱射事件、凶悪事件の低年齢化を暗に示し説得力があった。一方本作には、そう言った観客に納得させると言う背景が無い。キャスティングが良いだけに、何だか安っぽくなった気がして残念に思った。 |
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