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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター - Сакурай Тосиоさんのレビュー
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タイトル名 アバター:ウェイ・オブ・ウォーター
レビュワー Сакурай Тосиоさん
点数 5点
投稿日時 2023-03-03 23:27:25
変更日時 2023-03-03 23:27:25
レビュー内容
やたら家族の絆だの、父親としての役割だの語るジェイクですが、肝心のサリー家はバラバラです。養女のキリは実の母親に執着、次男ロアクは仲間外れにされた者同士クジラ(トゥルクン)と仲良くなり、人間の子スパイダーはクオリッチ大佐と疑似?親子関係を築きます。海の民メトカイナ族はよそものをいじめるし、この映画なぜかナヴィ間よりむしろその外側との親密性が丁寧に描かれてるわけですが、別にそれが作品のテーマとなっているようでもなくどうもチグハグな構成です。一方人間側のクオリッチ大佐は前作の単純なマッチョキャラから一転ナヴィの文化にあっさり順応するところを見せ、スパイダーとの関係はジェイクが見せる保守的な家族像に比べて複雑かつ人間味を感じさせる描写で感情移入しやすいものです。前作では人間以上に魅力的な存在として描かれたナヴィですが、なぜか今回はクオリッチ大佐の一人勝ちです。ジェームズ・キャメロンはクオリッチ大佐主役のファンムービーでも作りたかったのでしょうか?(笑)まあそれはさておき真面目に読み解くと、このシリーズが現時点で試みているのは19世紀のアメリカの物語の語り直しです。前作は西部劇でしたが今作はハーマン・メルヴィル著の白鯨が下敷きになっております。この調子だと次作以降では黒人奴隷や南北戦争を想起させるようなストーリー展開になるかもしれないといろいろ期待できるわけでして、これからの展開が楽しみなシリーズではあります。
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