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オール・ザット・ブリーズ - Сакурай Тосиоさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 オール・ザット・ブリーズ
レビュワー Сакурай Тосиоさん
点数 10点
投稿日時 2023-04-07 23:59:28
変更日時 2023-04-08 00:34:10
レビュー内容
アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の映画MEMORIA メモリアの中で科学と詩を両立させるのは難しいという旨の台詞があったと記憶してますが、この映画はそれを成立させた一つの成功例だと思います。映像はアンドレイ・タルコフスキーの作品を思わせ、ナレーションは解説というより詩的であることを志向しています。印象的なショットがたくさんあります。冒頭暗闇の中ネズミが蠢くゴミ捨て場をローアングルで捉えたショット、街の風景に波紋が重なりそれが水面に反射した像だと徐々にわかるショット、ムカデが水たまりの中から這いあげると上空の旅客機が飛ぶ姿が映し出されるショット。カメラは動物の目線から人間の社会を見つめるよう促し、これほど多くの生き物が同じ世界を生きていることに気づかせます。また動物への愛情や淡々としながらも見え隠れする死や暴力のイメージ・巨視的な文明観といった要素に私は志賀直哉の小説も連想しました。総じてこの映画は今描くべきことと今まで描かれなかった新しさを感じました。この映画はインドだから描けるテーマに留まらず、まさに全人類的な問題を扱えているからこそ傑作だと思います。
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投稿日付邦題コメント平均点
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2023-11-04天国にちがいない55.00点
2023-11-03セリ・ノワール55.00点
2023-11-02野獣死すべし(1980/イタリア)55.00点
2023-11-01マラソン マン35.83点
2023-10-31ガザの美容室55.33点
2023-10-30ザ・ハント(2020)46.66点
2023-10-29切腹78.33点
2023-10-28聖地には蜘蛛が巣を張る66.33点
2023-10-27ALWAYS 三丁目の夕日77.15点
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