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タイトル名 |
はつ恋(2000) |
レビュワー |
鉄コン筋クリさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2001-12-06 23:27:28 |
変更日時 |
2001-12-06 23:27:28 |
レビュー内容 |
高2から高3への春休み、ひとりの少女が母の入院をきっかけに、ちょっとした冒険をし、ちょっとだけ大人になる話。すごくいい映画だと思った。絵的にも音的にも、なっちゃんも真田もいい。話の進み方、終わり方もグッドで、上質な雰囲気だしてると思うな。印象に残ったのは、「シェー」のシーン、恋とあこがれは違うこと、熱いタクシーの運ちゃん、「愛すべきだめ男」の真田広之、そして花見シーン。(ちょっとねたばれ)特に再会の場面、なっちゃんが出会うのが昔母が恋した人でもうざい父でもなく、母を愛し続けるひとりの男であったのは素晴らしい。そういえば、男の子の成長と女の子の成長って描かれ方が違うよね。男の子の場合は、目的と強い意志があって、それを妨害するものとの戦いの中で描かれる。でも、女の子の成長は、その子を取り巻く家族や人間関係の変化が、イコールその子の成長というのが多い気がする。気のせいかな? |
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