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タイトル名 |
パルプ・フィクション |
レビュワー |
ひかりごけさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2002-10-20 23:49:04 |
変更日時 |
2002-10-20 23:49:04 |
レビュー内容 |
タランティーノは演出技法を理論としては持っていないのだと思う。観客を退屈させてしまうような、無駄で冗長なシーンはけっこう多い。だがそういうだらだらした日常から、非日常へなだれ込んでいく展開がすごく上手い。女がヤクを吸い過ぎて倒れたときの緊張感、肌触りとか空気という、抽象的な演出に非凡さを感じる。家族で見ずに、ひとり部屋で味わいたい映画。じっくりと、紙が溶けるように。 |
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