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タイトル名 |
イングリッシュ・ペイシェント |
レビュワー |
トミーさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2003-05-10 00:30:44 |
変更日時 |
2003-05-10 00:30:44 |
レビュー内容 |
主人公が洞窟から最愛の人の亡骸を抱え号泣しながら出てくるシーン。すべての記憶を失い、寝たきりの患者になり、そしてついにすべてを思い出した主人公が死を望み、かろうじて動く焼け爛れた手で薬便を倒し、ハナにただ一言、「ありがとう」というシーン。その思いを悟ったハナが彼の最愛の人が死に際に残した日記を読む傍らで安らかな眠りにつく主人公。そしてこの上なく諦観の漂う澄み切った音楽がバックに流れる。原作を知る人の、カラバッジョの絡みがいまいちという意見ももっともだが純粋に映画としてなら他の追随を許さない孤高の名作。 |
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