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タイトル名 |
ブルース・リー/死亡遊戯 |
レビュワー |
天地 司さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2003-06-08 18:03:45 |
変更日時 |
2003-06-08 18:03:45 |
レビュー内容 |
皆さんのコメント通りだと思います。これはブルースファンのための作品だと思います。1973年、名作「燃えよドラゴン」で衝撃を受けた当時16歳の私は皆さんと同じように、生活のいたるところにブルースの影響が出ていました。実生活で闘うことはなかったですが、歩き方、食べ方、うなずき方、笑い方・・・ブルースの表情、動作が頭にインプットされていました。公開当時、この作品だけは初日に映画館に行きませんでした。当時、民放ラジオで映画の宣伝が流れていましたが、深夜放送の時間帯に空気を震わせる怪鳥音が聞こえるたびになぜかついに完成!の興奮と同時に見納めのような悲しさを感じていたからです。それまでとは逆に観たい気持ちを抑えつつ、映画館の公開最終日に足を運びました。泣きました。ラストの歌がブルースへのレクイエムに聞こえました。大好きな「危機一発」のシーンが最後に使われていたことも感動でした。唯一絶対、神格化のヒーローであることを改めて確信しました。そしてこの作品を観て、ブルースの武術ジークンドーが「燃えよドラゴン」で有名になった「考えるな!、感じるんだ!」という言葉が意味する、求道の精神が形となって現れている奥深さ感じました。この作品以降ブルースの記事から彼の内面、心情を考えるようになりました。 |
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