|
タイトル名 |
マジェスティック(2001) |
レビュワー |
ぶんばぐんさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2002-09-03 04:39:06 |
変更日時 |
2002-09-03 04:39:06 |
レビュー内容 |
ハリウッドの「赤狩り」、若者を根こそぎ戦争に取られた町・・・このモチーフは史実に基づいている。なのに、ルークをとりまく人間関係やあの町全体が、『カラー・オブ・ハート』のプレザントビルのようなメルヘンで、最初イライラした。でもよく考えたら、この舞台構成、良くできてる。だって、これ浦島太郎と竜宮城じゃない?メルヘンの国の岸辺で目を覚ました J.キャリーは、ここで偽りのないヒーローになるには、現実の世界に戻って「成すべきこと」を成さねばならない。で、一旦現実の世界に戻ったウラシマタロウは、ヒーローの資格を得て、メルヘンの国に凱旋する、めでたし、めでたしと。いっそ法廷シーンの後、「あの町にはどうしても辿りつけない」ってしちゃえばよかったのに。それにしても、演技を抑えたジム・キャリーは、健闘しているんだけど、いつ「Somebody%2C Stop Me!!」と爆発するのか(古いわね)とハラハラした。 |
|
ぶんばぐん さんの 最近のクチコミ・感想
マジェスティック(2001)のレビュー一覧を見る
|