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タイトル名 |
GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 |
レビュワー |
うーたーまんさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2003-03-06 04:35:02 |
変更日時 |
2003-03-06 04:35:02 |
レビュー内容 |
この映画がハリウッドの実写のSFもの作品に与えた影響ははかりしれない。原作は自分もまったくこの映画をみるまでしらなかったが、映像にうったえる作品がすきな私ははまった。そういう感性のヒトは必ずハマるのでしょう。原作は逆にごちゃごちゃしていてSTORY漫画というより、メモがきというかネタ帳のようなつくりである。サイボーグに性行為は必要ではないのか?という疑問をかいたヒトはいるが、原作では草薙は義体仲間とバーチャルレズをやっていたり、恋人(おそらく彼もサイボーグ?)と同棲していたりするから当然、性行為もあるのであろう。小池一夫さん原作のブラザースのサイボーグ、HEMも性行為ができるようになっていた。理由は人間機能として性行為も重要なものとしていたからである。ロボコップにはこれができない為、人間的記憶を消す行為にいたっている。ロボコップ2は試作段階でこれをしなかった為か、全員気が狂って死んだのは意外と信憑性あると思う。そういう意味では映画は底までリアルではないので残念である。草薙のアパートもサイボーグが住む部屋には感じられなかった。そんな些細なことより私は音楽と映像と、インパクトで十分である。STORYは確かにいまいひとつ追いにくい。原作よりはかなり説明されているが上映時間を100分くらいにして説明してほしかったが長くなりすぎてこの映画のテイストを落としてもまずい。映像に訴える作品は2001年宇宙の旅やTRONもそうであるが、何かと世の中の批判をうけてしまうが、時を経てその評価はかわってくるものと思う。私はプラス面を大いに評価して10点としたい。 |
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