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タイトル名 |
燃えよドラゴン |
レビュワー |
茶蟻さん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2003-01-16 19:46:26 |
変更日時 |
2003-01-16 19:46:26 |
レビュー内容 |
「強くなくては生きていけない 優しくなければ生きていく資格がない」。中学時代、仲のよかった友人の部屋へ行くと、石川秀美の隣に、冒頭の文句が添えられたブルース・リーのポスターが貼ってあったことを今でもよ~く憶えています。それが私のこれまでの人生で、ブルース・リーとの唯一の接点でした。車やバイク、プロレスやら『北斗の拳』などにまったくかぶれることなく今日まできたのは、極普通の女の子だったひとつ上の姉の影響の影響なのでしょうか、ブルース・リーもまたそれらと同じでした。それが。最近の個人的なDVDブームで、スーパー・ハリウッド・プライスなる安価シリーズの中から『狼たちの午後』や『Being There』なんかと一緒にまったくの気まぐれで買ってみて、見たのでした。これまでテレヴィの特番の類で決闘シーンなら断片的に見たことはあったのですが、実質これがブルース・リー初体験。彼が服を着ていることに驚き、話していることに驚き、しかもそれが英語であることに驚き、笑っている事に驚き、もちろん人間業とは思えない俊敏な動きに驚き、かっこいいテーマ曲に驚き、独特な怪鳥音とやらに「アチョーて…」などと突っ込み、ながらの鑑賞となったのでした。で。DVDのパッケイジにもそう書いてありますし、皆さん言われているように本当にこれが<ブルース・リーの最高傑作>(唯一の傑作?)なら、ブルースの夭折を誰よりも悔いているのはブルース本人だろうし、そのことを不憫に思えるくらいあまり出来のよくない映画でした。とまれ遅まきながら、合掌、なのです。 |
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