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タイトル名 |
ロリータ(1997) |
レビュワー |
さかQさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2003-02-04 04:33:41 |
変更日時 |
2003-02-04 04:33:41 |
レビュー内容 |
いやいや私的にはこっちの方が好きですね。正直キューブリック版って判りずらく、直接的じゃないんで「おっさん、ホンマはもっといやらしいやろ!」と思ってたんですよね。それが今作品になると主人公もロリータもストレートで感情表現するし、当然やらしいことだってする。そういう人間的な表現がエイドリアン・ラインらしい。そして何よりもメインテーマが巨匠エンニオ・モリコーネである事。多分このテーマが無ければただのエロ作品になったかも知れない。しかしながら、思春期の無邪気かつ残酷な少女を演じたドミニク・スウェイン、中年男の困惑と内に秘めた欲望を演じたジェレミー・アイアンズのハーモニーも中々良かったです。男が勝手に作り出した少女の幻影、それとは対照的に少女が描く間違った父親像。後半でミステリーっぽくなったのは良かったのか悪かったのか、でもやっぱり私的には好きな作品です。 |
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