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タイトル名 |
キャメロット・ガーデンの少女 |
レビュワー |
さかQさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2002-07-23 00:53:40 |
変更日時 |
2002-07-23 00:53:40 |
レビュー内容 |
オープニングでクッキーに乗っかるハエを楽しそうに潰す少女を見て、「あれ、この子ってどこか違う...」と思わせてくれます。そしてそれが自分を見てくれない両親への複雑な心理の現れ、そして彼女がたどる今後の展開を暗示しているということがわかります。この少女の演技には◎ですよ!予告編ではもうちょっといやらしい感じがしたんですが(オカンはいやらしいケド)、見たところは純粋な作品でした。主人公以外の人間の描写も影でコソコソヨロシクやってる母親、トレントにどことなくホモセクシュアルな感情を抱く青年とか、戦争の後遺症で生きることの意味が見出せないトレントの父親とか、複雑な感情を抱いていて面白かったですね。ただラストで突然おとぎ話にする必要があったか違和感を覚えました。はじめからああいう空想をする少女で、それが青年に伝染しててお互いが共感しあっているならあれでもよかったとは思いますが(実際には警察の追跡から逃れられないというバットなエンディングとか...)、ラストでありゃないでしょう。それで逃げおおせてOKなの?ま、リボンいっぱいの木は綺麗でした。 |
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