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タイトル名 |
ザ・ロイヤル・テネンバウムズ |
レビュワー |
mmmさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2002-10-26 01:21:08 |
変更日時 |
2002-10-26 01:21:08 |
レビュー内容 |
不器用な人間たちの再生物語。「アメリカン・ビューティー」がブラックユーモアで家族の危機を喜怒哀楽の表情で笑いとばしていたなら、「ロイヤル~」はシュールな無表情な感覚で家族の危機を笑い飛ばす。この全体を包むゆるーい、けだるい感じが何とも心地よくてたまらず、タイミングのいい笑い、独特の美術。何もかもが自分の中にぴったりとはまってしまって何とも忘れられない作品になった。一見変な家族でいて実は変じゃない家族。テーマは普遍的なだけに一歩間違えると失敗になる。何よりいいのは、余計なセリフがなく、それでいて感情がよく伝わってくること。グウィネスってどうにも嫌いだが、本当にこの人っていい作品に出るよな。ちょっと悔しい。(笑) |
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