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タイトル名 |
美女と野獣(1991) |
レビュワー |
ninaさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2003-04-06 08:12:27 |
変更日時 |
2003-04-06 08:12:27 |
レビュー内容 |
とても好きだけど、ちょっと一部のミュージカルシーンがくどすぎるかなぁ…。王子が人間に戻るのは、私も顔立ちは野獣の時の方が好きですが(笑)、あれは物語全体を通して考えれば人間に戻らなきゃいけないかなと。ルックスが大事だから人間に戻したのではなく、「呪いを解いてハッピーエンドにするため」の過程として人間に戻したんです。まぁ、王子が生まれついての野獣なら最後に突然人間になったら明らかに不自然、やっぱルックス?って感じですが、そもそも野獣の姿にされたのは、醜い心に育ってしまった王子への魔女からの罰、呪い。そして魔女が決めた呪いの解かれる条件ってのが、王子が人を思いやれるようになり、誰かを愛しそして相手からも愛される事なんです。つまり2人が愛し合う→呪いが解ける→野獣の姿から解消されるっていう連鎖がこの話のハッピーエンドの前提となるわけなんですね。で、お互いに愛し合えたのがどの時点かと言うと、野獣はさて置きベルの場合好感は持ってるけどガストンには友達よとか言ってるし、野獣をはっきり「愛している」と自覚したのがきっと最後の「愛してる」って言った時なんですよね。まあ「薔薇は散ってしまったけれど、時間をかけて王子はベルと互いに愛し合い人を思いやる心を持てました。」でも成り立ちはするけど、城の住人も含めたハッピーエンドを迎えるにはやっぱり呪いの解除は必然かと。人間の姿嫌い…っていうのはともかく人間の姿に戻った事自体なんで?違和感って方への私なりの意見です。 |
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