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娼婦ベロニカ - あきひろさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 娼婦ベロニカ
レビュワー あきひろさん
点数 10点
投稿日時 2003-04-13 02:59:12
変更日時 2003-04-13 02:59:12
レビュー内容
 映画を見るのは数年ぶり、だから語る資格はないのだが・・・ 若いベロニカが娼婦になったのは、むしろ自然のことだ、そしてそれが唯一、マルコの恋人となる道でもあったのだから。 「奥さんのことを考えれば・・・云々」というコメントは時代を読めていない証拠を露呈しているようで頂けない。 ベロニカは「詩人」=「過去も未来も知的頂点に立つ」人間だったのだからこの人生を選ぶのは当然である。 ベロニカがバナナを食べるシーンで「奥様」達が何を想像したか容易だが、その想像し嫉妬した彼女らの心をむしろ不潔と見るべきだ。 ベロニカは単に肉体だけでなく、男に夢と希望と未来を与える「本当の女性」だった、だからこそラストシーンが生きた。 
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投稿日付邦題コメント平均点
2003-04-13猿の惑星87.59点
娼婦ベロニカ106.83点
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