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タイトル名 |
日蔭のふたり |
レビュワー |
ひのとさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2004-01-22 20:25:38 |
変更日時 |
2004-05-25 22:19:48 |
レビュー内容 |
伏線とまでは行かずとも、あの子は何かしそうだという予感めいたものはあった。それでもやはり、例のあのシーンでは本当に血の気が引いた。時代性だとか運命だとか何だとか…厭ですね…何とも。そんな悪意のない試練ほど残酷なものはない。悲しみや怒りの持って行き場がどこにもないのだから。人は根本的に矮小で、脆弱で、抗えないまま運命に呑まれてしまう。誰も悪くないのに、みんな不幸だ。本当に、何でだろう。 |
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