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ザ・マジックアワー - Sugarbetterさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ザ・マジックアワー
レビュワー Sugarbetterさん
点数 8点
投稿日時 2011-01-27 15:35:03
変更日時 2011-01-27 15:35:03
レビュー内容
TV番組の宣伝で、三谷監督が「最高傑作です。」と言っていたが、まさに映画の三谷作品では最高傑作といえるだろう。

前作"有頂天ホテル"も大好きだが、有頂天ホテルは人物像の描写よりも、シチュエーションを重視していたような気がする。
それはそれで、場面ごとに笑えてよかったのだが、今回は前作よりもさらに深い人物描写がされていて、ストーリーに重みが増していた気がした。

加えて今作は、マフィアが絡んでくるので、今までの映画の三谷作品にはなかった緊迫感"生きるか死ぬか"があり、観客も手に汗握りながら見ることができると思う。
もちろん、ギャング映画ではないので、バタバタと人が死んでいく…なんていうことはないのだが。

設定としては、三谷監督お得意の"勘違いから巻き起こる喜劇"なのだが、今作ではあまり笑わせよう、笑わせようとはせず、人間の汚い部分や、どうしようもない性を描いていたように思う。

だけど、それでも人間という生き物が愛おしいという、監督の思いが伝わってきた。ラストはそんな監督の優しさにあふれたものになっている。

全編を通して、三谷監督の日本映画への愛情が伝わってきて、昔からの映画ファンの方にも見て欲しいなと思った。

可笑しくて笑って、そして人間ドラマに少し涙させられて。
笑いと感動のバランスが絶妙の、老若男女誰にでもすすめられる映画だと思う。

役者たちもいい仕事をしていたと言えるだろう。特に主演の佐藤浩市は、絶妙な演技を見せてくれた。
監督も言っていたが、彼の新しい引き出しを開けたのではないだろうか。

余談だが、各所で出てくる豪華キャストをチェックするのも楽しみの1つ。前作"有頂天ホテル"からのキャラもいたりと、サービス精神旺盛だった。
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