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タイトル名 |
タイタニック(1997) |
レビュワー |
長毛さん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2005-11-23 01:25:47 |
変更日時 |
2005-11-23 01:25:47 |
レビュー内容 |
ジェームズ・キャメロン監督の、病的なまでの映像へのこだわりが最大の魅力。悪く言えばそれしか取り柄がないような?気もします。前にテレビの特番でこの映画の制作裏話が放送されていたんですが、そこでこの映画のCG担当者が「あの監督は偏執狂だ!サディストだ!」みたいなことを言っていたのを思い出しました。なんでも、タイタニック号の遠景シーンで、甲板にいる数多くの乗客のうちの、手すり付近にいる人物の立ち位置が気に入らないからやり直しを命じられたんだとか・・・。確かにそのシーンは時間にしてほんの数秒、よほどマニアックな、それこそ「偏執狂」と言われるような人でもないかぎり全く気がつかないようなシーンで、しかも「これが何でNGなの?」と思うような本当に些細な場面でした。多少、誇張して言ったのかもしれませんが、どうやら凡人には理解不能な領域のようです。ただ、そういう常軌を逸したというか、訳わからん程の情熱がこの映画の総合的な質を底上げしているような気はします。ストーリーについては敢えて触れません。 |
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