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タイトル名 |
宇宙人王(ワン)さんとの遭遇 |
レビュワー |
へろへろさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2015-07-15 11:09:30 |
変更日時 |
2015-07-15 11:09:30 |
レビュー内容 |
最初、この邦題を見て「ふざけた邦題付けちゃって、三流映画丸出しでダメじゃん」と思ったのだが、鑑賞し終えると、この邦題がミスリードの役目を担ってる事に気付くのだ。日本語だからこその「さん」付けによって、「これから出てくる宇宙人は良いヤツだよ」と刷り込まれるのだ。途中、女主人公が宇宙人に対し地球の人道的法律を適用しようとするあたりは、冷静に考えれば失笑ものなのだが、ひたすら紳士的な物言いの宇宙人と邦題によって、もしかしたらそれを認めてもいいストーリー展開になるのかもと思わされてしまう。しかし、職員達が騒ぎ始めたあたりから、ラストの展開は想像出来てしまうのだが、それでもラストのラスト、宇宙人のひと言によって作品は引き締まる。人道人権と一方的な見方でしかない正義にこだわり続けてると後悔するぞというストーリーは、そっち方面の主張を繰り返している人達が鑑賞した場合どう思うのか、ちょっと興味が湧いた。 |
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