みんなのシネマレビュー
L.A. ギャング ストーリー - ザ・チャンバラさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 L.A. ギャング ストーリー
レビュワー ザ・チャンバラさん
点数 7点
投稿日時 2014-02-24 00:42:14
変更日時 2014-02-24 00:42:14
レビュー内容
ショーン・ペン演じるヤクザの親分が絶対的権力を振りかざすLAで、「これはいかん」と怒ったニック・ノルティ市警本部長が、はみ出し刑事ジョシュ・ブローリンに特殊部隊を結成せよとの命令を下す!その目的は逮捕ではなく組織の壊滅!ブローリン刑事の下には、ライアン・ゴズリング、ロバート・パトリック、ジョヴァンニ・リビシら良い顔の男達が集まる!
この設定、このキャスティングの時点で血が滾りました。これは私の大好物だなぁと。他のレビューワー様もご指摘の通り、基本的には50年代の『アンタッチャブル』なのですが、主人公の刑事が『フレンチ・コネクション』のポパイを彷彿とさせるキャラクターだったり、彼の配下の特殊部隊の設定が『ダブルボーダー』だったり、クライマックスには『リーサル・ウェポン』みたいなサシの勝負があったり、『ダーティハリー』みたいにバッジを捨てるラストだったり、タイトルバックが『L.A.コンフィデンシャル』そっくりだったりと、「なるほど、監督はこういうのが好きなのね」という、何ともわかりやすい作風には好感が持てました。好きなことをやっているだけとは言え、ジャンルの面白さをきちんと抽出した上でひとつの娯楽作を作り出しているという点は、評価に値すると思います。。。
ただし、この手のジャンルに疎い観客までを取り込むレベルには達していないかなと思います。最大の問題は、主人公であるオマラ巡査部長の描写が不十分であったこと。なぜ、彼は身重の妻を危険に晒してまで任務を遂行するのか。また、リスク評価もしない段階で「おりゃ!」と突撃をかけて隊員を死なせるという馬鹿さ加減も何とかならなかったのか。この手の映画を見慣れた観客であれば、彼は暴力に歯止めの利かなくなった男であり、正義という建前を振りかざして暴れているだけの狂人であるという暗黙の設定が飲み込めるのですが、そうでない観客にとっては、リーダーとしての資質に欠けた馬鹿にしか見えないと思います。そうした点をもう少し丁寧に描いていれば、目が覚めるくらいに素晴らしいアクション映画になった可能性もあったと思います。
ザ・チャンバラ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2018-07-30IT イット “それ”が見えたら、終わり。55.58点
2018-07-17オールウェイズ46.46点
2018-07-09黒い家(1999)74.31点
2018-07-09ストリート・オブ・ファイヤー47.43点
2018-07-04復讐するは我にあり76.67点
2018-06-26愛と死の間で34.85点
2018-06-26スイッチバック46.00点
2018-06-22ゴースト/ニューヨークの幻87.02点
2018-06-22ビバリーヒルズ・コップ266.23点
2018-06-18危険な情事76.47点
L.A. ギャング ストーリーのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS