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タイトル名 |
スイス・アーミー・マン |
レビュワー |
ぱいなぽさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2020-07-02 16:34:52 |
変更日時 |
2020-07-10 23:24:12 |
レビュー内容 |
どえらい死体役です。首がガクガクし過ぎ、左目半開き。群発頭痛を患っている俳優さんの後の生活に 影響が出ないか心配になります。
おならは決して褒められたり感心されたりするものではない。人前で出すのはタブー。おならをしないのは美少女 アイドルくらいでしょう。誰もが持っている汚らしい内面の象徴で、内気な主人公は羽目を外して解消できず、自殺を 選ぶまでに追い詰められていた。 そこに現れた死体は、スーツを纏い、ラフな服装の主人公よりもっとマナーに厳しい世界にいたと思われます。 にも拘らず盛大な放屁等で、死にたかったけどやっぱり生きたい主人公を助けます。
しかし現実、主人公の淡い恋心はキモイ盗撮ストーカーだし、遭難していた筈が森の中には不気味な棲家。終いには 生中継で放いちゃって、ますます死にたくなりそうな状況へ。
おいおいそんな屁っぴり腰でいいのかい?言い出しっ屁の俺様が見本を見せてやろう。やあやあ遠からんものは音に聴け 近くば寄って嗅いでみよ、と言わんばかりの豪快な最期っ屁へ、当然のごとく侮蔑の眼差しを向ける人から呆気にとられて フォーカスする人、無邪気に笑うお嬢ちゃん等、意外や反応は様々です。 豪快にブッ放しつつ笑顔で去っていく彼の言いたかった事は、死んでしまってはもう何もできない、時にはガス抜きし 時にはスカし、生きているうちに生きたいように生きようよ、へっこたれずにさ。 というところでしょうか。 なるほどわからん。 |
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