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タイトル名 |
ジェントルメン(2019) |
レビュワー |
Northwoodさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2021-05-15 22:21:01 |
変更日時 |
2021-05-16 20:30:28 |
レビュー内容 |
個人的には、C.ノーランやM.ヴォーンと並び、監督の名前だけで見たくなっちゃうガイ・リッチーによる、ジェントルマンどころか英国版「アウトレイジ」な人々の映画。 全てのキャラクターが立っているし、役者もはまっているし、演出もなかなかさえているし、満足の出来栄え。 でも、この複雑な話なら、本来はもっと時間をかけてじっくり描くべきだったのでしょうが、それを2時間弱に収めるために、探偵とNo.2による会話劇を中心に据えて、人物と物語の背景の説明がてら、過去の出来事の回想(想像?)シーンの積み重ねで構成してしまったのは、失敗だったんじゃないかな?こういう暗黒街物で、主要人物が生きていることが分かってしまう、っていうのは、それだけで緊張感を削いでしまうね。 探偵のフレッチャーなんて、本筋にはあまり関係ないしね。さらに、彼を本筋に絡ませようとしたどんでん返し(と言えるかどうか?)も、大して効果があるわけでもないし。 ちなみに、作風は、リッチー+ヴォーン+タランティーノって感じに進化してました。 本人が意識してるのかな? |
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