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四月物語 - かっぱ堰さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 四月物語
レビュワー かっぱ堰さん
点数 6点
投稿日時 2013-02-10 19:24:33
変更日時 2013-10-15 19:38:09
レビュー内容
冒頭から可笑しくて和んでしまった。本物の家族なわけだが、本物の(田舎の)家族に見えている。主人公は最初からあまりに美形で言葉が完璧に東京風なことは残念だが、それ以外はちゃんと地方出身の女の子になっている。
地元を離れて全国の出身者と接してみれば、同じ日本人で日本語を話していても口のきき方や表情に違和感があり、言葉はわかっても真意が測りかねる場合がある。育ちや経歴の差に気後れしたり、ものの考え方や感じ方も違っていて、同じ国にこんな人の住む世界があるのかと思うことさえある。一方では人づきあいの不器用さのため、悪意はないのに行き違いが生じて変に気まずい思いをすることもある。自分にとっては大昔のことだが、主人公がそれをそのままなぞっているようなのは微笑ましい。90年代末にしては純朴すぎるようではあるが、監督が大学に進学した頃(80年代初めか)が基準なのかも知れない。
また劇中では主人公が、初期目的の達成のため積極的に行動しているようでいて実は運任せだったのはまことにじれったく見えたが、最後にはちゃんとそれらしい結果が出せていたのは他人事ながら喜ばしい。ここまで4月中に実現できたならいい出来だろう。田舎には絶対いないタイプの温和な紳士に出会えたのも幸いで、これからはどんどんいい方向へ展開していきそうな予感がある。最後のモノローグには申し訳ないが大笑いしてしまった。何だかずいぶん自信がついてきたらしい。
全体的に緩い感じではあるが、個人的には見ていて恥ずかしいやら懐かしいやら笑えるやらのほのぼのした映画だった。風景も美しい。主人公も可愛い。
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