|
タイトル名 |
ロスト・イン・ラ・マンチャ |
レビュワー |
sayzinさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2006-04-02 00:03:21 |
変更日時 |
2006-04-02 00:03:21 |
レビュー内容 |
本作からは「芸術家が妥協を許さなかったので製作断念に追い込まれた」という印象は受けない。それなりに順調だった部分もあったんでしょうが、徹底してトラブルばかりを編集してあるので、「元々、全く準備不足で無謀な企画だったものが、案の定、度重なる不運に見舞われて頓挫した」という印象(ヴァネッサ・パラディの名前が大きく出てるのに、本人は一度たりとも現場に顔を見せてない!)。たぶん通常のメイキング・フィルムとして撮り始めたものが、こうもアイロニカルに世に出ることになろうとは、誰も予想しなかったことでしょう(「モンティ・パイソン」風に紹介されるテリー・ギリアムのプロフィールが最も辛辣だったと思う)。「ブラザーズ・グリム」を観た限りでは、彼は相当トラウマを引きずってるみたいですね…、6点献上。 |
|
sayzin さんの 最近のクチコミ・感想
ロスト・イン・ラ・マンチャのレビュー一覧を見る
|