みんなのシネマレビュー
道(1954) - 花守湖さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 道(1954)
レビュワー 花守湖さん
点数 8点
投稿日時 2004-09-11 10:58:23
変更日時 2004-09-29 21:05:53
レビュー内容
アルコール中毒の夫や暴力を振るう夫から離れられない妻は「私がいなかったらこの人は駄目な人なの」という言い分が多い。夫には自分が必要不可欠という思い込みだ。 ジェルソミーナを見ているとそれを強く感じた。 これは他者に必要とされることで、自分の存在意義を見出そうとしている人に多い。 自分自身に対する過小評価のために、他者に認められることによってしか満足を得られず、そのために他者の好意を得ようとして自己犠牲的な献身を強迫的に行なう傾向がある。 自立した男女の愛ではなく、支配したり支配されたりのドロドロの関係である。 ジェルソミーナの場合は愛するよりもとにかく愛されたかった人だと思う。 彼女の生まれ育った境遇を考えるととても同情を覚える。 一見、ザンパノがジェルソミーナを支配しているようにも見えるが実は彼女がザンパノを支配していた。「支配」という言葉はそのまま「依存」に置き換えてもらったほうが分かりやすいかもしれない。 ザンパノの暴力は増し、盗みを働き殺人を犯し、この先どうなるかと思ったが皮肉なことだがジェルソミーナから離れたことによって彼は変わることができたのだと思う。 この先2人が共依存の関係を続けていても救いはなかったはずだ。 ザンパノが失ったジェルソミーナをあそこまで嘆き悲しむことができたのは唯一の救いだと思った。
花守湖 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2016-08-16オデッセイ(2015)96.82点
2015-10-12メイズ・ランナー85.82点
2015-08-16マレフィセント106.27点
2015-06-25ブルージャスミン06.43点
2015-06-25ゴーン・ガール106.87点
2015-01-04トランスフォーマー/ロストエイジ15.42点
2014-11-09シュガー・ラッシュ97.50点
2014-10-25チチを撮りに86.76点
2014-10-18永遠の016.27点
2014-10-05それでも夜は明ける96.50点
道(1954)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS