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サブウェイ(1984年【仏】)いま、部屋の掃除をしています。
大量に抱えていたDVDはほとんど全部売って、手元にはアートアニメのDVDと本とクラッシックのCDだけ…と思ったら出て来ましたよ『サブウェイ』のビデオが。しかも未開封。レンタルして観た時は、夢中になったもんなあ。ランバート、アジャーニ、そしてジャン・レノ。 いまだにベッソンはコレが最高だと思ってるし、ジャン・レノの最高作もコレだと思ってる。なので『グラン・ブルー』はスルーしてるし『レオン』も途中でやめた(DVD買ったのにね)。そもそも頭悪いキャラを前面に押し出す時のジャン・レノは嫌いだ。だから『ニキータ』も却下。 クリストファー・ランバートの最高作もコレだ(ただし『ハイランダー』と並んで)。あからさまに不審感を植え付ける三白眼、ヨレった服、深い闇を覗かせる言葉使い。彼のトレードマークはこの映画でもう完全に確立しているし、この映画での演技を超える事はないだろう。 アジャーニは流石に、他にもとんでもない傑作を大量に抱えているのでベストアクトではないけれど、『ザ・ドライバー』と共に「脱がない/狂わない」演技で、「アジャーニと言えば美狂女!」という十八番からガッツリとはみ出している(髪もはみ出してるな)。 こんなに好きなのに、ビデオで一度しか観ていない。ビデオ買ったのも忘れてるし。 この映画は、オイラにとって「体験」だったんだ、と思う。 「作品」というのとは、ちょっと違う。 |
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